日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: K34
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二相流・沸騰遷移
地震を模擬した脈動流下および振動下におけるサブクール沸騰熱伝達に関する実験的研究
*肥後野 倫史大竹 浩靖小泉 安郎
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抄録
原子力発電所における地震時の原子炉炉心や配管等の安全性の検討は重要課題である。本研究では、地震発生時の原子炉炉心の安全性を検討することを目的に、数Hzオーダーの流体の脈動流および振動条件下における熱水力学的問題を、沸騰開始点(ONB)および限界熱流束(CHF)に着目し、実験的に検討した。脈動の付加によりCHFは低下する、一方、テスト部の加振によりCHFは上昇した。また、テスト部の振動加速度の増加に伴ってCHFは上昇した。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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