日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: K46
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熱交換器
マイクロ熱交換器用極細管群の熱伝達と流動挙動に関する研究
*荒井 雅史小泉 安郎大竹 浩靖
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抄録
地球規模での環境問題において、エネルギーの効率的利用は重要である。中でも熱交換器は、原子炉において数多く使用されるなど、様々な熱エネルギー機器に関与しており、エネルギーシステムの主要構成要素の1つと言える。近年、熱交換器は伝熱性能向上の方策の1つとして伝熱管の細径化が注目されている。本研究は、小型熱交換器に用いられる極細管群内の流動挙動及び伝熱特性を実験的に検討すると共に、汎用熱流体解析コードであるSTAR-CDを用いて数値解析をい、熱交換器の伝熱性能の向上及び流動動力低減化の基礎情報提供を目的としている。直径1mmの細管を用い、1行5列及び5行5列のInline配列で熱交換器を模擬し、管群内の流動挙動及び熱伝達を可視化実験及び加熱実験により調べた。また、STAR-CDによる数値解析結果と比較検討を行った。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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