日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: L35
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増殖材(挙動解析)
分子動力学法によるLiAlO2照射効果検討のためのポテンシャルモデルの構築
*土平 広樹小田 卓司田中 知
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抄録
核融合炉固体増殖材料は、照射を受けると、水素の移動に影響を及ぼす欠陥を生じる。古典分子動力学法は,照射による影響を原子レベルで分析できる手法として有望視されているが、シミュレーションを行うには、信頼性の高いポテンシャルモデルが必要となる。そこで本研究では、固体増殖材料の候補であるLiAlO2を対象として,ポテンシャルモデルの構築を試みた。量子力学計算の結果を再現するようにポテンシャルモデルのパラメータを最適化することで、格子定数や弾性定数が実験結果と良く一致するモデルが構築できた。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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