日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年秋の大会
セッションID: E56
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二相熱伝達
微細構造撥水面の滴状凝縮熱伝達に関する研究
大竹 浩靖*三宅 聡一郎小泉 安郎
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抄録
滴状凝縮は膜状凝縮に比べはるかに高い熱伝達率が得られることが、多くの研究者によって報告されている。滴状凝縮を応用することにより、蒸気動力プラントなどの復水器、熱交換器等の高効率化、コスト削減が図れる可能性がある。しかし、従来から研究されているように、滴状凝縮促進剤や表面処理といった手法では滴状凝縮の長期的な維持は困難である。本研究では凝縮面に微細構造撥水面を作成し、表面の化学的因子といった補助なしに滴状凝縮を可能とし、熱伝達率向上を目指す。
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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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