抄録
2007年度から、東京大学において、「原子力法制研究会」を立ち上げ、原子力法制の在り方の検討を3年計画で実施しており、同研究会のうち、技術面から法制度の在り方を検討している「技術と法の構造分科会」の本年度の活動を発表する。本シリーズ発表においては、段階的規制の後段規制である工事計画認可の在り方、使用前検査の在り方、燃料体規制の在り方について、(1)原子力法制研究会の19年度の活動、(2)工事計画認可と使用前検査の在り方、(3)燃料体規制の在り方、(4)総括、の4編の発表に分割し、それぞれ検討結果を紹介する。
本発表は、このシリーズ発表のうち「(1)原子力法制研究会の2008年度の活動について」について行うものである。