日本原子力学会 年会・大会予稿集
2009年春の年会
セッションID: N02
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プラズマ診断・慣性静電閉じ込め
核反応計測に基づく爆縮プラズマの縮退度診断法
*中尾 安幸仙名 直樹松浦 秀明城崎 知至疇地 宏
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抄録
高速点火実証計画FIREX-_I_~_II_等で実現が期待される高密度DT燃料プラズマのフェルミ縮退がどの程度になるかは興味ある重要な問題である。著者等は最近、少量のBe-9を添加したDT燃料プラズマ中で起るγ線生成α+Be反応を利用してプラズマ電子の縮退度を診断する方法を提案した。本発表では、有限サイズの爆縮ペレットにおけるα+Be反応の生起確率と高密度が保持されている間に放出されるγ線数の計算結果を示し、縮退度診断の可能性を議論する。
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© 2009 一般社団法人 日本原子力学会
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