抄録
エネルギー回収リニアック(ERL)を用いた次世代光源のため、DC 500kV 光陰極電子銃開発を進めている。電極サポートロッドをつけた状態で500kV 8時間無放電を2009年11月に達成した後、ビーム生成のため、次の3つの技術開発に取り組んでいる。1. カソード・アノード電極をインストールした状態での500kV高電圧印加、2. ガリウム砒素光陰極の長寿命化のための1x10-9 Pa以下の極高真空の実現、3. 静的寿命の長いガリウム砒素光陰極の準備。本報告では、これら開発課題についての取り組みの現状と、300kVでのビーム生成試験結果について報告する。