抄録
タングステンと炭素材はITER第一期のダイバータへの利用が予定されているが、炭素が大量の水素同位体を吸蔵して堆積する共堆積が問題視されている。
また、タングステン材については高温環境下でのヘリウム照射によって表面に綿毛状のナノ構造が形成されることが知られている。
このナノ構造上に炭素堆積層が形成された場合の、堆積層に与える影響をラマン分光法を用いて結晶構造から調べた。
解析した炭素堆積層はマグネトロンスパッタリング法、TEXTORエッジプラズマへの曝露、炭素重水素混合イオンビーム照射、の三つの方法で作成した。