日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年秋の大会
セッションID: J14
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光子・荷電粒子計測
Bi-209(n,xn)反応を利用した中性子検出に伴う副次的効果
*小川 達彦モレフ ミハエル飯本 武志小佐古 敏荘
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抄録
中高エネルギーの中性子遮蔽実験にビスマスを使用した際に留意すべき効果の測定を行った。一つはBi-209(n,xn)Bi-(210-x)に対する、Bi-209(p,pxn)Bi-(209-x)、Bi-209(p,xn)Po-(210-x) →Bi-(210-x) の寄与の割合。もう一つはBi-209(p,xn)Po-(210-x) 反応のうち、陽子検出反応としての利用可能な反応の模索である。照射場は、400MeV/uの炭素イオンで鉄ターゲットを照射することによって作り、Biのサンプルを照射場で放射化したのち、ガンマ線スペクトロメトリーを行った。 その結果、Bi-209(n,xn)Bi-(210-x)に対する競合反応の寄与は、本実験条件で最大60%になると見積もられた。また、Bi-209(p,3n)Po-207は中性子検出と競合することなく陽子を計測できる有効な反応であることが示唆された。
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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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