日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年春の年会
セッションID: C21
会議情報
クリアランス測定
ウラン燃料加工事業者におけるクリアランス測定・判断
(2) α線用サーベイメータ法
*荒井 真司木戸岡  正康川俣  健一濱口  和彦大橋  隆司小林  愼一佐藤  克典藤永  英司
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抄録
加工施設で発生した金属廃棄物をクリアランスするための測定方法のうちαサーベイメータを使用した方法を紹介する。厚さ0.2センチメートルの小さな板を、αサーベイメーターを使用して全α放射能を測定し配分係数を基に核種別の放射能濃度を求めることができる。その結果からD/Cの総和を算出することによりクリアランス判断ができる。加工設備等の解体品に多く含まれる単純形状の薄板状の金属を高価な専用装置を使用せず、一般的に使用しているαサーベイメーターにより測定する方法は有効なクリアランス測定方法のひとつである。
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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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