日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年春の年会
セッションID: C45
会議情報
放射線測定とクリアランス
ウラン系廃棄物の放射能量計測技術開発
(1) 適用範囲拡張のための計測手法に関する予備評価
*鈴木 康夫室井 正行横山 薫在間 直樹高橋 信雄杉杖 典岳長畑 慧箕輪 弘嗣笹倉 万里子
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抄録

ドラム缶等の容器に収納されたウラン系廃棄物を対象として,容器の外部から測定したパッシブγ線を用いて,廃棄物中に含まれる放射能量(直接的な評価対象はU-238量)を評価するための測定手法(等価モデル手法)の「廃棄物密度均一/ウラン分布不均一」な体系への適用性については既に報告している.本報告では,例えば,金属廃棄物をドラム缶に収納した場合等の「廃棄物密度不均一/ウラン分布不均一」な体系に等価モデルを適用するための計測手法の予備評価として,簡易モデルにより,ドラム缶断面内での線源配置,線源強度,線源からのパス上の平均密度を乱数で与え,これらのパラメータと測定器での係数率の関係を解析した結果について報告する.

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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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