日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: Q32
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未臨界体系における構造材の中性子捕獲反応のガンマ線測定による定量
(1) KUCA-C架台でのアルミニウムの中性子捕獲反応の検討
*名内 泰志亀山 高範宇根崎 博信三澤 毅佐野 忠史八木 貴宏
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録

京都大学臨界集合体実験装置でウラン-アルミニウム合金燃料板と軽水減速材、ステンレス鋼性の下部格子板からなる複数の未臨界炉心を構成し、その炉中心に252Cf中性子源を装荷し、炉外に配置したBGO検出器でγ線を測定した。集合体で発生するアルミニウムの熱中性子捕獲γ線に対する検出効率と波高応答をシミュレーション計算し、実測した波高スペクトルと対照してアルミニウムのγ線発生率を求め、その中性子捕獲反応率を導出した。同値は中性子輸送計算値とよく合致した。以上により未臨界体系における構造材の中性子捕獲反応率をγ線スペクトル測定で定量出来る見通しを得た。

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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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