日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: L05
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炉心溶融デブリ対策(IVR)に関する研究
(2)炉内溶融炉心の化学反応による成層分離挙動の計算
*水口 浩司青木 一義佐藤 寿樹小此木 一成吉永 英一
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
IVR は溶融炉心をRV(原子炉容器)外表面からの冷却により、溶融炉心をRV下部ヘッド 内に保持する手段であり、RV 下部に制御棒などの大口径の貫通部が無いHP-APWRや既設のPWR では有効な手段である。このIVR 成立のためには、溶融炉心の化学反応挙動を解明することが重要であり、初期状態から化学反応後の溶融炉心の状態(成層化等)を評価できることが必要になる。このため、化学反応解析を行い、初期量から化学反応後の溶融炉心の各相の成分をもとめ、初期量から各相の密度を評価できる手法を構築し、成層化状態を定量評価できるようにした。これらの成果について発表する。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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