日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: J09
会議情報

EBR-II廃材を用いたオーステナイト鋼の照射劣化非破壊診断・予測手法の開発
(4)非破壊検査信号からのボイド組織定量化に関する検討
*細川 哲佐野 貴士沖田 泰良
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録

本報では、非破壊検査により求まったスエリングから、照射硬化予測や経時変化モデル構築につながるボイド組織定量化に関する検討を行った。これまで出版された国際雑誌等から、高速炉条件で得られたボイド数密度に関するデータを抽出し、データベースを作成した。これに基づいて、304系オーステナイト鋼のボイド数密度を照射温度の関数として記述した。データベースより推測されたボイド数密度とスエリングを入力パラメータとして様々な最適化手法を適用し、ボイドサイズ分布を求める手法を検討した。

著者関連情報
© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top