2011年3月11日に起こった東日本大震災、それに引き続いて起こった東京電力・福島第一原子力発電所事故(以降、福島原発事故)は、インターネットを含むさまざまなメディアによって扱われ、社会に大きな影響を与えたといわれる。本研究では、代表的なメディアのひとつであるテレビ報道と、インターネット上のソーシャルメディアのひとつであるツイッターとに着目し、福島原発事故に関連する情報がそれぞれのメディアでどのように扱われたのか、また、それらの情報にはどのような関連性があったのかを分析する。 なお、本報告は「(2)放射能に関連する用語についての共起構造分析」とのシリーズ報告である。