ワークショップと身体データを用いた次世代モビリティサービスコンセプトの構造的記述と評価

抄録

デジタル技術の発展やカーシェアリングの普及に伴い、自動車産業では新たなモビリティ社会のあり方を明確化するために次世代モビリティサービスコンセプト（MSC）の作成が重要になってきた。既存のMSCでは、マーケットニーズなどの前提条件が必ずしも明記されてないため、その妥当性の評価が困難である。本研究ではMSCと根拠情報の関係を明確化するために、ワークショップと身体データを用いたMSCの構造化・評価手法を提案する。