抄録
KURAMAやラジプローブ等の走行サーベイシステムにおいては、車内における空間線量率から、車外の高さ1mにおける空間線量率を推定している。このために、福島県の様々な地点において、車内と車外における線量率をそれぞれ求めて補正係数を導出したが、その過程を紹介する。また、ゲルマニウム検出器等のスペクトロメータにより、モニターカー内外のガンマ線スペクトラムを取得しており、Cs-134及びCs-137によるガンマ線とK-40が主となる自然由来のガンマ線の影響も考慮して、低線量率と高線量率の各地点における車内外の空間線量率の比について議論する。