日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: P47
会議情報

段階的避難において自主的な避難行動が避難時間に与える影響についての研究
*円谷 信一藤田 侑作佐々木 洋幸西野 智研北後 明彦田中 哮義
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
現在検討されている新たな防災指針では、一定レベル以上の発電所事故の発生で近隣住民の即時避難を可能とするPAZ(Precautionary Action Zone)の導入が検討されている。PAZの範囲は発電所を中心とした概ね半径5[km]の範囲になると思われる。PAZ内に人口密集地が存在する地区では、対象住民が一斉に避難することにより、過度な交通集中が発生する懸念がある。この場合、PAZ内をさらに複数の区域に分け、それぞれの避難開始時間を調整する段階的避難が有効であると考えられる。また、PAZ内居住者が一斉に避難可能な場合であっても、事故の長期化などにより、避難指示の範囲を拡大することも想定され、この場合も、実質的には段階的避難と同等と考えることが出来る。一部区域で避難が開始されることで、他の地区で自主的な避難が発生することも考えられることから、本研究では、自主的な避難が段階的避難に与える影響を検討する。
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top