抄録
これまでのMOCを用いた動特性解析では、角度中性子束の時間微分項を差分化して取り扱っていた。しかし、時間依存のBoltzmann方程式を、全微分を用いて展開し、角度とエネルギーに関する離散化を行うと、時間微分項に対する差分化無しでCharacteristics Line上の角度中性子束の収支式を導くことができる。さらに、時空座標系上でのCharacteristics Lineを考慮すると、1次元体系の時間発展問題を、時空間2次元体系における定常状態の問題に焼き直すことができる。本発表では、この時空座標系におけるCharacteristics Lineを用いて行う動特性解析手法の計算精度及びメモリ量に関する発表を行う。