抄録
過去の類似の信号挙動との類似度を測る特性パラメータを、周波数領域特性ではプロセス信号の10次のARモデルを用いた周波数スペクトル、時間領域特性ではプロセス信号の平均、分散、尖度、歪度の各統計量とした。プロセス信号の特性パラメータを用いて計算される多属性類似度により、過去の信号挙動を格納した事例を高速に検索する手法を開発した。そして、正常運転時(40_%_出力時)の1次主冷却系Na流量などのプロセス信号に対して、FCRDの操作による影響が小さいと見なせる6つの時間区間において、選定した特性パラメータを計算した結果に基づいて、正常運転時の事例ベースを試作し、手法の有効性を検証した。