抄録
我々はこれまでに原子炉の安定運用を見据えた熱交換器伝熱管等の保守・保全技術の研究開発を実施してきた.その中で,原子炉配管の地震時常時状態監視を目的としたFBGセンサシステムの開発の一環として,本研究では,FBGセンサの原子炉配管への設置技術の開発を行っている.実際の原子炉配管の表面は酸化膜や錆等で覆われており,FBGセンサの設置のためには表面クリーニングだけでなく, (1)遠隔及び(2)狭隘部での作業といった条件を考慮せねばならない.こうした環境は熱交換器伝熱管の補修時にも想定される.そこで,本研究では光ファイバーを用いたパルスレーザーによる固体表面処理装置の概念設計と装置開発を実施し実機への適用可能性を検討した.