日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: G34
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先進型高速炉実用化に向けた保全技術開発
8. クリープ劣化損傷部の再生・回復技術の開発
*中曽根 祐司
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
本研究では、レーザ・ピーニング処理による改良9Cr鋼のクリープ損傷回復の可能性を調べた。その結果、823Kにおいて、s≧240MPaの応力レベルでは、ピーニング処理によって、改良9Cr鋼のクリープ寿命が約2倍まで延伸できることが分かった。この原因としては、ピーニング処理によって結晶粒の微細化が抑制されるためであると推察された。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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