日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: M46
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予測と監視の融合による配管減肉管理の高度化
19. 超音波多重反射法を用いたT字配管補強板下の減肉計測
*小原 良和吉田 裕典神納 健太郎池内 雅子大内 彬寛山中 一司
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
原子力発電設備のT字配管補強板下の減肉は、補強板と母管の間に空隙が存在するため、従来の超音波厚さ計では計測できなかった。近年、モード変換しない横波の母管内での多重反射を利用する超音波検査法が提案されたが、その精度や適切な適用条件は十分には明らかにされていない。本研究では、超音波多重反射法を用いて、補強板下の減肉の検出性および深さ計測精度について検討した。さらに、補強板と母管のすみ肉溶接部の影響を避ける方法として、可変くさびを用いる方法についても検討した。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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