日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: A55
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パルス中性子源を利用した中性子共鳴濃度分析法の開発
(2)溶融核燃料中核物質測定のためのD-Tパルス中性子源の設計研究
*高峰 潤呉田 昌俊原田 秀郎北谷 文人小泉 光生土屋 春文飯村 秀紀
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録

東京電力福島第1原子力発電所の解体・更地化において、溶融核燃料中の核物質の計量管理を求められる可能性があるが、その定量技術は未だ存在しない。そこで、日本原子力研究開発機構では、中性子共鳴濃度分析法を提案した。本手法は、溶融燃料に連続エネルギー中性子を透過させ、測定結果から得られる共鳴吸収ピークから、溶融燃料中の核物質を定量するものである。小型D-T核融合パルス中性子発生管を用いたプロトタイプシステムを来年度製作する予定である。現実的な時間内で十分な定量精度を得るためには、中性子ビームをできるだけ高強度・高時間分解能となるように最適な減速材等の形状・材質・配置を決定する必要がある。そこで、モンテカルロコードMCNP5を用いて、本システムに適していると考えられる数種類の減速材体系について、中性子スペクトル及び時間依存特性を評価した。その結果、本システムに適した材料及び配置についての知見が得られたので報告する。

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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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