日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: D34
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「建屋内の遠隔除染技術の開発」基礎データ取得結果
(その3)サンプル採取及びオンサイト分析結果
*後藤 哲夫酒井 仁志鬼塚   博徳千金良 貴之
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
過酷事象を経験したプラントの建屋内での作業では,被ばく低減の観点から汚染されたエリア等の除染が重要となる。除染技術の選定にあたっては,汚染状況に適した除染技術を選定,選定した除染技術について遠隔適用の検討を行う必要があり、このため、原子炉建屋内の汚染状態の推定および基礎データの取得が必要となる。本調査では福島第一発電所1号機から3号機の原子炉建屋で床面、壁面、機器それぞれの表面を対象として、遊離性、固着性の汚染試料を採取し、一部についてはコアサンプルの採取を行い、現場で分析を行った結果について報告を行う。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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