画像電子学会年次大会予稿集
Online ISSN : 2436-4398
Print ISSN : 2436-4371
Visual Computing グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2004
セッションID: 32-6
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面心立方格子データから生成された等値面の誤差評価
*高橋 友和目加田 慶人村瀬 洋米倉 達広
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抄録
本稿では, 面心立方格子上に標本化されたボリュームデータからの等値面パッチ生成手法に関して,それによって生成された等値面の誤差評価を行う.具体的には,メタボール曲面を対象とし,単純立方格子データから等値面をパッチモデルとして生成する最も一般的な手法であるMarching Cubes 法と,以前我々が提案した面心立方格子データからの等値面パッチ生成手法,そして,その改良手法の3つの手法に関して,得られる等値面の実際の曲面に対する誤差を比較した. また,実際の3次元CTデータに関して同様に誤差を評価した.その結果,面心立方格子データからの等値面は,誤差のばらつきが減少する傾向にあり,MC法よりもRMS誤差が小さくなることを示した.
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© 2004 一般社団法人 画像電子学会
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