-
河合 紀彦, 木内 一隆, 今村 真平
セッションID: G2-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,撮影対象者が複数人の場合にでも適用可能である自撮りを目的とし,全方位カメラ映像から撮影対象者全員が画角内に収まり,かつ撮影対象者全員が可能な限り特定の表情となる透視投影画像を生成するシステムを提案する.
抄録全体を表示
-
- Pythonによるファン・デル・ポール方程式の位相平面解析 -
大野 邦夫
セッションID: P3-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
デジタルミュージアムの特徴である動的な可視化は微分方程式を解くことに実現可能である。その解法として多次元ベクトル空間における状態点のトラジェエクトリで示す手法があり、それを非線形の自励振動の基本であるファン・デル・ポール方程式に適用した例を紹介する。
抄録全体を表示
-
―遠心加速器を用いた高機能鶏肉の作成とその評価基準―
覺心 真友, 長谷川 克也
セッションID: S4-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
健康に対し多くの人が不安をもつ現代の日本において,生活習慣病諸疾病の罹患とタンパク質の摂取量の間に負の相関があることは知られている.1-) 本研究では日常の食卓でタンパク源としても広く親しまれている鶏肉の高機能化を行いこれの供給を目指した.また,一般飼育と高重力下飼育でそれぞれに鶏肉の色味の画像計測を行ない,高重力下飼育での鶏肉商品価値の向上を画像データにより確認した.鶏肉高機能化の手法として,専用に開発したニワトリ飼育用の遠心加速器内で高重力環境のもと飼育を行い,生体の重力応答を利用し鶏肉の可食部となる抗重力筋を発達させることによる肉質改良に成功した.実験を経た鶏肉は一般飼育による食用鶏肉に比べ強い赤みと引き締まった身から得られる歯ごたえを有し,地鶏の付加価値を向上させた.本研究ではこの高重力下で飼育した鶏肉について,画像計測データの解析による非破壊の鶏肉の硬度推定に成功した.それにより非接触で高付加価値の鶏肉の選別が可能であることを示した.
抄録全体を表示
-
方 舟, 吉川 浩, 山口 健
セッションID: S1-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
我々の研究グループでは体積型ホログラムプリンタのための計算機合成ホログラム (CGH:Computer-Generated Hologram)の研究を行っている.CGH を作製する際にコンピュータグラフィックス (CG) のポリゴンで表現されたオブジェクトを点群データに変換してホログラムの干渉縞を計算している.従来の研究では,CGオブジェクトを点群データに変換する際に,1 つの視点から隠面処理を行った CG オブジェクトを点群データに変換し,このデータに計算範囲を付加して干渉縞を作製していた.そのため, 作製された干渉縞を観察する際に, 視点が移動すると隠れ面の欠落・重なりが発生してしまうという問題があった.本研究では,複数視点から点群データを生成し,ホログラムの計算時に視点位置に対応した点群データに切り替えることにより隠面処理の改善をおこなう方法を提案し,プログラムの実装と検証を行った.
抄録全体を表示
-
高野 邦彦, 戸塚 雄大, 須田 諒真, 坂田 凜, 原田 博貴, 前川 海斗, 篠﨑 大和, 佐藤 甲癸, 浅井 紀久夫
セッションID: G1-6
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
本稿では、ミストスクリーンの安定性を向上させるために空間スクリーンの改善法について述べる.
ミスト流を供給する箇所に指向性強調のための新型構造ノズルを採用した結果,従来に比べ安定した状態で、高輝度な投影像が得られることがわかった.
抄録全体を表示
-
石川 大翔, 菰淵 寛仁, 丸野 進
セッションID: S5-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
作業効率の向上は,娯楽,勉強,肉体的トレーニングなど,様々な分野で求められており,作業効率を高めるためのツールとして,ソフトウェアや機材が数多く発表されている.一方,作業効率と人間の時間感覚には密接な関係があると考えられるが,人間の時間感覚を操作する方法についての報告はあるものの,作業効率の視点での検討はいまだなされていない.そこで筆者らは,時間感覚を早めることが人間の作業効率にどのような影響を与えるかに着目し,時間感覚を操作する方法として,外部からの視覚的刺激や聴覚的刺激を用いることとし,仮想空間内の時間を現実空間より早く提示する環境を構築すると共に,作業効率向上検証に用いる実用的なタスクとして,簡単な四則演算による計算問題を取り上げ,解けた問題数を作業効率の評価値として実験検証を進めている.
本報では,仮想空間上で早めた時間が実験参加者の仕事量に与える影響や,仕事量の限界値,実験参加者の疲労度などに関する基礎検討結果について報告する.
抄録全体を表示
-
大林 洸斗, 菰淵 寛仁, 丸野 進
セッションID: S5-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
運動は健康維持のために効果的な手段の一つであるが,その中でも筋力トレーニング(筋トレ)は特に重要な役割を果たす.しかし,多くの人々にとって筋トレを継続することはなかなか難しく,継続性が大きな課題となっている.筆者らは,三次元仮想空間を利用することでトレーニング中の達成感を向上させ,筋トレへの意欲の持続性を高める方法の実現を目的とした研究を進めており,三次元仮想空間における筋トレの代表的タスクとして「腕立て伏せ」「スクワット」を取り上げ,達成感の評価方法として達成感尺度やリッカート尺度を用い,達成感を感じる主要因についての実験検証を進めることで、仮想空間での筋トレの継続意欲の向上方法を提案しようとしている.本報では,実験システムの概要,並びに仮想空間でのアバターの外見変化と達成感,筋トレ継続意欲向上などの関連性について基礎検討を行った結果について報告する.
抄録全体を表示
-
永野 綾, 田中 清
セッションID: S5-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
自宅で物忘れによる紛失を防止する支援を目的とした備忘録アプリケーションについて検討する.具体的には日常的に用いるスマートフォンで写真を撮影して関連情報となるメモと共に保管する備忘録を実現し,その有効性について検証する.
抄録全体を表示
-
山内 大輝, 林 正樹, 平山 亮
セッションID: P3-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
デジタルアーカイブやデジタルによる展示・鑑賞体験の提供の重要性が再認識されている.デジタルアーカイブとしての保存と公開,教育,広報などへの活用を考え,美術初学者から学芸員レベルの知識を持った人にまで扱えるような自動選別を備えたバーチャルミュージアムを開発した.今回は対象をヴァン・ゴッホの絵画に限った.生成AIのChatGPTを使うことで,ユーザーが対話的に展示作品の要望をAIに文章で伝え,それに対するAIの回答から展示絵画を特定し,これらをCGのバーチャル空間に展示する.本稿では,このアプリケーションで様々な要望から作品を展示する実験と他のバーチャルミュージアムと比較し,操作における自由度,言語対応数の多さ,キュレーションや会話によるインタラクションを有していることから,その優位性を示した.最後に今後の展望として評価実験を一般に拡大すること,自動選別の改良,対応作品数の増加,UIの改善を挙げた.
抄録全体を表示
-
戸島 克裕, 横山 恵理, 平山 亮
セッションID: P3-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
洛中洛外図屏風VRコンテンツは様々な機能を追加してきたが音が無いのでVR体験時は無音で洛中洛外図の世界に入った感じは得られないものとなっている.この問題を解決するために,歩行音や環境音などの追加を行った.
また,一部の人物名と店の名前の表示機能はあるが,道の名前と店以外の建物は名前の表示はされない.VR体験時にどの道を歩いているのか,なんていう名前の建物に入ったのかを分かるようにするため道名と建築物名の表示機能を追加した.
抄録全体を表示
-
坂野 雄一, 阿倍 博信
セッションID: S2-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
VTuberなどのキャラクタイラストをベースとしたアニメーションモデルの制作において、対象とするイラストを、髪、顔、体などの部位ごとにパーツに分割する必要がある。通常、グラフィックソフトを用いて、レイヤーごとに分割する作業であるが、複雑なアニメーションの制作では、パーツが細かく、数が多くなり、手間や時間のかかる作業になる。そこで、本論文では先行研究で提案された、U-netを用いたパーツの自動分割に対し、画像処理に基づく後処理を組み合わせることで、精度を向上させる方式について提案する。
抄録全体を表示
-
天羽 未来, 張 英夏, 向井 信彦, 田中 保三
セッションID: S2-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
画像処理による人数計測に関する研究は盛んに行われているが,人物の影や光源変化などへの対応手法は未だ確立されていない.そこで本研究では,俯瞰視点映像に対して影の影響を低減した人数計測手法を提案する.入力画像上でLocal Binary Patterns(LBP) 特徴量を算出し,フレーム間のLBP特徴量変化を基に変化した画素を検出する.また,入力画像上でSimple Linear Iterative Clustering (SLIC) を用いた小領域分割を行い,各小領域に対して明度とLBP特徴量の変化を基に人物の可能性を判定する.その後,人物として検出された画素を起点とし,背景差分とRGB値の変化量に基づいた領域拡張法を適用することで,人物の領域を取得する.さらに,人物領域が複数の歩行者によって構成される場合,過去における人物の移動軌跡とK-means法を用いて,各個体を検出し,検出された人物の数および通過方向を判定する.実映像を用いた実験を行った結果,人数計測に関するf値は0.96で,全ての人物で通過方向は正しく判定された.
抄録全体を表示
-
西田 友是
セッションID: G2-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
CAD,CG,アニメーションなどの分野において, 曲面の交差, 変形などの曲面処理の研究が多くなされている. 曲線の処理に於いて, 曲線と物体との干渉問題(交差や距離間隔)が重要である. 曲線処理には表現力・精度や操作性からNURBS曲線が有用である. 本稿ではNURBS曲線と線分の交差および最短距離(クリアランスあるいはギャップ)を計算する方法を提案する.
抄録全体を表示
-
原田 晨暉, 鈴木 雅洋, 上平 員丈, 高田 英明
セッションID: S3-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
実空間に存在する実物体とその手前に配置されたARデバイスを用いて表示された空中像の相互作用により空間を変調する「変調現実感 (Modulated Reality: MoR)」の概念が提案されている。しかし、実装に必要な光学特性については明らかにされておらず、現状では新たな3D表示手段の一つとしてシステム化し活用することは容易ではない。
本研究では、実物体と空中像の相互作用の基本となる2つの関係性を輝度の観点から明らかにしつつ、システム化に必要な光学特性を確立する。評価実験では、絶対的な輝度と奥行き感の関係性を明らかにし、空中像の輝度を部分的に調整した画像において3D実物体が実際とは異なる形に知覚され、変形して感じさせられることを確認した。
抄録全体を表示
-
弓削 薫子, 高田 英明
セッションID: S3-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
3Dメガネを用いない裸眼3D映像は,産業応用だけでなくパーソナルな分野での応用も期待されている.特に,シンプルで高画質かつ個人で使える裸眼3D表示は,省スペースかつコストの低減にもつながり,可搬性の高いシステムが実現できる.我々はこれまでに,再帰性反射を用いたパーソナル裸眼3D表示システムのコンセプトを提案してきた.
本研究では,本コンセプトを実現するため,再帰性反射の光学特性を把握し,その具体的な適用方法を確立する.特に,市中で入手可能な光学材料および光学系を基に,投影角度の変化による輝度,拡散,再帰反射特性を中心とした光学特性を把握することで具体的なプロトタイプの仕様策定を行った.
抄録全体を表示
-
爲房 啓介, 大井 翔
セッションID: SPP3-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために,緊急事態宣言が発令された。その結果、従来のライブやイベントの開催が困難となり,オンラインでのライブやイベントが急速に普及した。しかし、オンラインライブは現地の雰囲気を味わうことが難しく、ライブ終了後すぐに現実感に戻されるため余韻を感じることが困難である。本研究では、これらの課題を解決するためライブ前後に仮想ロビーを設置し、ファン同士が交流できる場所や、現地を再現した空間づくりを行うことで、対面ライブの様な雰囲気を再現することを目的としたシステムの開発し、その調査をする。
抄録全体を表示
-
霍 翔, 吉川 浩, 曽 維重, 山口 健
セッションID: S1-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
小型ビデオプロジェクタに内蔵された透過型液晶パネルを用いて,リアルタイムで2K(1920 x 1080ピクセル)のフルカラーレインボウホログラム表示を試みた.液晶パネルは対角70mmの大きさで,RGBカラーフィルターと偏光板も貼り合わされる.そのため,フルカラーレインボウホログラムは白色光LEDとレンズにより再生可能である.液晶パネルにはカラーフィルターがあるため,観察者が上下に動いても色が変わらず,通常のレインボウホログラムとは異なる.液晶パネルの画素ピッチは31µmで直視での両眼観察には対応できないが,へッドマウントレインボウホログラム眼型や視点追跡などに使われる視域制限型ディスプレイに適している.ノートPC上でリアルタイムにホログラムを生成し,フルカラーのホログラフィックビデオ表示を実現した.
抄録全体を表示
-
安澤 幸輔, 田中 清, 田中 芳樹, 横山 翔, 市川 慶, 市川 翔, 佐藤 裕之, 市川 一夫
セッションID: S4-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
従来白内障の進行程度を評価する際, 水晶体が持つ色素より進行程度を判断する方法が考えられてきた. しかし主観的評価に依存している事, 白内障の混濁量が考慮されていない事から評価にばらつきが生じる可能性がある. 本研究では, 白内障患者の症例画像から水晶体の中心領域を局所的に抽出する手法について提案すると共に, 中心領域から得られた色情報を下にクラスタリングを行い, 画像分類結果に対する妥当性について示す.
抄録全体を表示
-
長坂 奎太朗, 菰淵 寛仁, 丸野 進
セッションID: S6-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
日本には狭い道が多く、安全に運転走行するためには車幅感覚の獲得と車両操作精度の向上が重要であると言われている。しかし、現状ではこれらは実車経験を積み重ねることで習得されるものとされている。近年のシミュレーション技術の進展により、車幅感覚を効率的に習得することも可能と考えられるものの、現在、自動車教習所で広く導入されているドライビングシミュレータは、運転操作の初歩的な教習や仮想事故体験を通じた交通安全教育に利用されている。
そこで筆者らは、ドライビングシミュレータの利用は車幅感覚の獲得と車両操作精度の向上に対しても有効である可能と考え、その目的に適したドライビングシミュレータの構築に向け基礎検討を行うこととした。 認知科学分野における知見によれば、脳内予測による車幅と実際の車幅との予測誤差を軽減すること、ハンドル操作を通じた通過軌跡予測と実際の通過軌跡との予測誤差を最小化することが重要であると受けとめることができる。我々は、この予測誤差の最小化を加速させるアイデアとして、車体を透明化しタイヤとサイドミラーだけを可視表示することで実際の車幅を視覚化させ、さらに道路上に教師データとして理想タイヤ軌跡を表示させておく、新たな表示方法を考案した。本報では、考案したVRドライビング評価システムの概要とそれを用いた効果検証結果について報告する。
抄録全体を表示
-
土居 優太, 菰淵 寛仁, 丸野 進
セッションID: S6-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
ヘッドマウントディスプレイを使用した仮想空間内でのゲームや動画体験も,当初は実空間と仮想空間の姿勢の一致を前提としたサービスであったが,実空間では寝転びながら,仮想空間では立位で走っているなど,ユーザーの利用時の姿勢は多種多様化している.しかしながら、実空間と仮想空間の姿勢の不一致による没入感の変化については未だ明らかとはなっていない. 筆者らは,仮想空間内で直立姿勢を保ったまま,実験参加者の実空間姿勢を変化可能な実験環境を構築し,実空間と仮想空間の姿勢の差異が没入感に与える影響に関して実験検証を進めている.本報では,実空間と仮想空間の姿勢差を段階的に変化させた場合に, 没入感がどのように変化するかについて評価した結果を報告する.
抄録全体を表示
-
小佐々 颯, 菰淵 寛仁, 丸野 進
セッションID: S6-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
仮想空間上に構築した自動車走行路上に実際の道路で使用されているイメージハンプを形成し、走行実験を行うイメージバンプ評価システムを構築することで、①多種多様なデザインや描画位置をある程度絞り込みと、②環境(住宅地、過疎地)・気象条件(晴天、雨、雪)・時間変化(昼、夕暮れ、夜)等の環境変化に対する効果の把握が可能になると考え、莫大な時間と労力の削減と、条件を統一した精度良い解析の実現に繋がる“仮想空間を用いた事前検証基本システム”を構築したので、今回、その試作と評価結果について報告する。
抄録全体を表示
-
梅本 雄史, 田中 賢一
セッションID: G2-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,タイピング能力の向上を目的とした指認識システムのプロトタイプを開発した.このシステムは,MediaPipe Handsを用いてリアルタイムで手指のランドマークを検出し,キーボードのキャリブレーション,リアルタイム指認識,キー押下検出,およびタイピング状況の可視化を実現している.システムの特徴として,左右の手の判別を含む10本の指の個別追跡,押下されたキーと指の対応付け,およびリアルタイムでのタイピング状況の可視化が挙げられる.本稿では,システムの構成,実装手法,および機能概要について報告する.
抄録全体を表示
-
目黒 圭峻, 山本 洋太, 栁沼 秀樹, 谷口 行信
セッションID: S2-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
道路管理用監視カメラ(以下,CCTVカメラ)映像を用いて画像認識により交通量を常時観測する手法は,既に設置されているカメラを利用するため導入コストが低く,有望視されている.一方で,他車両による遮蔽や,道路照明器具による遮蔽が発生する場合に,カウント精度が低下するという問題がある.本研究では,前方車に後続車が追従する性質に着目し,遮蔽により隠れた車両の位置を交通流理論の車両追従モデルに従って予測することで遮蔽に対する頑健性を高めた交通量計測法を提案する.CCTVカメラ映像を用いた実験を行った結果,道路が混雑した遮蔽の多い状況で,エラー率が1~11ポイント低下した.
抄録全体を表示
-
-バドミントンシャトルの浪費を抑制(SDGs ターゲット12・C)-
説田 修万
セッションID: SPP2-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
-
石見 椋, 山本 洋太, 中村 和晃, 谷口 行信
セッションID: S2-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
酪農家は乳牛の健康管理に追われており、乳牛個体管理の自動化が求められている。自動化には乳牛の識別技術が重要であるが、深層学習を利用した従来手法では、複雑な姿勢をとる乳牛を様々な方向から撮影した学習画像を収集することが困難であるため、十分な精度が得られていなかった。本稿では、監視カメラによる乳牛個体管理の精度向上を目的とし、乳牛個体固有の斑紋パターンの自動生成によるデータ拡張について検討する。具体的には人物再同定のための画像生成手法であるDG-Netを用いて斑紋パターンを入れ替えた画像を生成するデータ拡張を行い、3DCGを用いたシミュレーション実験を通じて、そのデータ拡張の乳牛個体識別に対する有効性を示す。加えて、姿勢変化や生成画像枚数と精度の関係についても評価する。
抄録全体を表示
-
-リアルでユーザセントリックな部分的画像編集に向けた新アプローチ-
村田 達郎, 中田 百科, 木野内 雅大, 薬師寺 政和, 高橋 諒
セッションID: G1-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
本論文では、画像上物体の部分的編集において、使用者の想像に近い形でのデザイン生成を可能とする新しい画像生成を提案する。部分編集を用いた画像生成は、インテリアの内装コーディネート検討やVirtual TryonシステムをはじめとしたXRへの応用が期待されており、様々な研究・アプリケーション適用が行われてきた。しかし、拡散モデルの登場で飛躍的に精度・品質ともに向上したにもかかわらず、物体が有する質感や構造を維持しながら、使用者の想像したデザインを画像上に忠実に具現化することは容易ではなく、納得感・満足感を与える生成品質を提供することが困難であるという課題があった。そこで本論文では、Stable Diffusionを含んだ画像生成プロセスに、上記の問題点を解決する機構を導入した。 具体的には、質感・物体構造に特化した特徴量とデザインパターンに特化した特徴量の2つを作成する。以上の特徴量を画像生成モデルの中間層に入力することで、逆拡散過程において常に物体の完全性を担保した画像を提供することが可能となる。本論文においては、家具のテクスチャ変更というタスクに適用してその有効性を検証した。提案手法は、生成モデルによる画像合成手法の発展に寄与すると期待される。
抄録全体を表示
-
加納 一馬, 森 裕輝, 東浦 圭亮, Tahera HOSSAIN, 片山 晋, 浦野 健太, 米澤 拓郎, 河口 信夫
セッションID: SPP1-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
カメラによる物体検出技術は様々な応用が期待されているものの,産業現場のように汎用モデルの有効性が見込めない場合には,新たにモデルを学習させるためのデータセットの作成コストがかかる.我々はこれまでに,オプティカルフローと表現学習を用いた半自動アノテーションフレームワークを開発し人的労力を大幅に削減させてきたが,手動の場合と比べてアノテーションの抜け漏れを生じやすいという課題があった.そこで本研究ではこのアノテーションロスを克服するため画像合成を導入する.提案手法では,検出対象のいない背景フレームとラベル付きの前景セグメントを同じ定点カメラの映像から収集し,前景セグメントを背景フレーム上の元の位置に配置して,アノテーションロスのない自然な画像を合成する.物流倉庫の天井に設置された広角カメラの映像を用いて評価したところ,データセットの品質改善によるモデルの性能向上を確認できた.
抄録全体を表示
-
井元 大輔, 浅野 雅人, 櫻井 航, 本間 正勝, 黒沢 健至
セッションID: G2-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
法科学(科学捜査)分野においてコンピュータビジョン(CV)及びコンピュータグラフィクス(CG)が活用され始めている.先行研究において画像から3次元カメラキャリブレーションに基づき実寸の3次元人体形状モデルを推定する方法(提案手法)が提案され,これにより従来難しかった非直立姿勢条件(歩行・走行)で身長・体重の推定が新たに可能となったが,歩行・走行以外の非直立姿勢条件での解析精度は明らかにされていない.本稿ではこれを明らかにすることを目指し,座位,しゃがんだ姿勢及びモノを持つ姿勢といった非直立条件4条件について,提案手法の解析・評価を実施した.その結果,検討した4つの姿勢条件について3次元人体形状モデルの解析が可能であること,及び,身長・体重推定の平均の解析精度がどの程度であるかの2点について評価することができた.本稿の結果を踏まえ,提案手法の慎重な活用が求められる.
抄録全体を表示
-
粟生 俊平, 山本 洋太, 中村 和晃, 谷口 行信
セッションID: S2-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
本論文では,回転矩形を用いた乳牛の複数カメラ間追跡手法の汎用性の調査と画角の変化が追跡精度に与える影響を調査する.従来の矩形はカメラの水平軸および垂直軸に整列しており、検出矩形に余計な背景領域を多く含むため、追跡精度の低下の一因となる。そこで、我々はこれまで提案した回転矩形を用いることで乳牛の位置をより正確に把握し、追跡精度を向上させた。本稿では異なる牛舎データセットを用いた場合の汎用性の調査を行う。また、各カメラの画角を変更することで、追跡対象の乳牛の過剰統合を減少させることを目的とし、複数カメラ間の追跡における除外領域の設定が追跡精度に与える影響も検証する。
抄録全体を表示
-
瀬良 大道, 佐野 睦夫
セッションID: S3-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
社会的交流を目的として開催されたイベントについて、実際の様子をカメラで撮影する.その後、取得した映像を解析し、口の動き・目線の動きを推定する.時系列で分析を行い、参加者の関心度を推定する.
抄録全体を表示
-
宮武 幸輝, 佐野 睦夫
セッションID: SPP1-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
観光スポットのレビューが載っているホームページから水辺スポットに関するコメントを収集する.また,人々の持つ感性とAIの感じる感性との違いを検証するためChatGPT4oを用いた水辺スポット画像の言語化を行ったものとの比較を行う. それら両方に言語解析ツールを用いて感性語を抽出し比較する.また,感性語の共起関係についても着目する.
抄録全体を表示
-
島田 聖斗, 佐野 睦夫
セッションID: SPP1-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
リアルな屋内の環境の家具・収納棚・日用品・配線など状態や整理状態に対して耐震への備えができているかを日常的にモニタリングし,定期的に耐震シミュレーションにチェックすることができる耐震シミュレーションMRグラスの開発を進めている.
本報告では,基本的なオブジェクトの状態の検出と地震シミュレーションの検討結果を示す.
抄録全体を表示
-
鶴田 遼人, 佐野 睦夫, 大西 翔, 岡山 敏哉
セッションID: S3-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
近年,町並みの看板の新しいデザインをするテーマとして,どのように商業的な看板と町並みの景観を共存させるかが重要になっている.そこで,本研究では,ある特定の広告看板を線画に切り抜き,看板の模様や文字の線の太さを変え,景観に合う看板のデザインを追求する.
抄録全体を表示
-
小野 文孝
セッションID: P4-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
画像信号への算術符号の適用は2値画像に始まり,現在では多値画像,動画像へと適用範囲が拡大されている.これらの多値情報源に算術符号化を適用する上では多値情報源を2値情報源に分解し2値算術符号化を適用する手法が一般的である.筆者は多値情報源を多値のまま算術符号化する多値算術符号として有効領域が変化しても各シンボルの領域割り当てを乗算なしに行う乗算フリー型多値算術符号(MFMAC)を提案し,シンボル確率が片方向に一定比率(=R)で減少するモデルを対象とし,各シンボルの出現順位の学習,1位シンボルの発生確率の推定によるモデルパラメータRの予測方式を提案し,符号化効率に関する基本的な検証を行ってきた.今回はMFMACの概要について改めて述べると共に最も不得意と考えられる情報源での符号化効率についても確認する.
抄録全体を表示
-
笹島 和哉, 亀田 凱聖, 川口 大夢, 梅田 芳護, 田中 博, 西村 広光
セッションID: P1-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
動画像からの骨格情報推定を利用した手話動作認識技術が報告されている.我々はその技術を応用し,手話動作を認識時の尤度に基づき点数化して手話学習者へフィードバックを行う学習支援システムを開発してきた.しかし,従来の手話学習者支援システムでは、誤った手話動作をしたとき,どの体の部位の動きが誤ったのかをフィードバックすることができなかった.本報告では,左腕や右腕などの骨格移動情報を欠損させたデータによって学習した部位情報欠損認識モデルを複数作成し,正しくない手話動作の部位推定する技術を提案する.提案システムを実装し,手話初学者の動作データを使った評価実験を行い,有効性を確認した.
抄録全体を表示
-
本多 修平, 加葉田 雄太朗
セッションID: PO1-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
曲面物体に光が当たるとその反射によって様々な模様が現れる.我々はこの模様の現れ方の多様さを数学の曲面論および特異点論の観点から研究することに興味を持っている.今回は滑らかな曲面上のIntensity distributionを考え,その局所的な特異点型と曲面の曲がり方の関係性について研究した.また,光源を摂動させた時にintensity distributionの特異点型がどのように変化するかについても,特異点の「普遍性」という観点から研究している.本発表では上記の数学的結果を具体的な曲面の例とともに紹介する.
抄録全体を表示
-
山部 温志, 佐野 睦夫
セッションID: S5-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
現代企業は新卒採用の際「コミュニケーション能力」を重視しているが,ITの発展で対面コミュニケーションが減少している.本研究では,その中でもグループコミュニケーションに重きを置く.評価項目として「ファシリテーション力」「意思伝達能力」「アサーション力」の3項目に分け,視線推定,音声認識,アンケートなどを用いてそれぞれの向上を目的としたトレーニングシステムの開発を行う.また,開発にはVRを用いることで実践的な学習を行い,効果的にスキル向上させることを目指す.
抄録全体を表示
-
吉田 圭吾, 佐野 睦夫
セッションID: S5-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
社会人になると学生の頃と比べて上司とのコミュニケーション, プレゼンテーション,会議での発言など人前で話す機会が圧倒的に増えるため,プレゼンテーション力が大きく求められる.また,人前で話すのが苦手という人の割合が多いことから,本研究では,音声,表情,視線,に着目し,プレゼンテーションを評価,フィードバックを行いその後、VRトレーニングを通してプレゼンテーション力向上を図る.
抄録全体を表示
-
佐野 睦夫, 荒木 英夫
セッションID: P2-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
ケータリングなどの物流サービスは人手不足により,社会的課題になってる.このような状況の中で,ケータリングをドローンにより実現する試みは,実証実験がいくつか行われている.ケータリングとしての条件には,「指定した地点に確実に運べる」「中身をこぼさずに運べる」などの基本的機能が要求されるが,本研究では,ドローンに親近感をもってもらうための「コミュニケーション機能」を,限定された通信環境の中で,ケータリングドローンに実装し,基礎実験を行ったので報告する.
抄録全体を表示
-
野口 武悟
セッションID: P1-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
2024年4月に改正「障害者差別解消法」が施行され、民間事業者にも障害者への「合理的な配慮」の提供が義務づけられた。当然、情報アクセスに関する「合理的な配慮」も含まれる。このほかにも、近年、「読書バリアフリー法」や「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」など、情報アクセシビリティ関連法が相次いで制定されている。しかしながら、アメリカ等と比べると、実効性が弱いとの指摘がなされている。本報告では、近年整備された法律の課題を整理するとともに、今後のあり方を展望する。
抄録全体を表示
-
平本 宗大, 佐伯 昌造, 佐々木 隆志, 川原 稔, 阿萬 裕久
セッションID: S4-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
rPPG(remote Photoplethysmography)は,顔動画から血流量の変化に伴う肌の色の変化を解析することにより,心拍を推定する技術である.COVID-19の流行を契機として非接触による健康モニタリングの需要が高まり汎用カメラを使用したrPPGが注目を集めている.近年では深層学習でのアプローチによる精度向上が報告されており,フレーム毎のピクセル情報とその時間変化からなる3次元の畳み込みニューラルネットワークなどを用いた手法は高い精度が期待できる.しかし,入力フレーム数の増加とともに,リアルタイム性が損なわれるという問題がある.本研究では,リアルタイム性を保持可能なRNNベースのモデルにおいて,各フレーム内での特徴抽出にMulti-Head Attentionを導入することで,入力フレームを増やさずに,より高精度な心拍数の推定が可能であることを確認した.これにより,rPPGにおいて,リアルタイム性を保持しながら高い精度で推論することができる.
抄録全体を表示
-
豊味 諒磨, 尾崎 敦夫
セッションID: SPP1-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
多くの人が利用する共用のトイレや更衣室等の施設において,施設利用者と施設管理者が抱える課題が多い.利用者は空き状態であるか否かは、その場所に行かなければ分からない.また,管理者は利用状況が把握できず清掃などの業務を円滑に行えないなどの課題がある.我々は,これらの問題を解決するために,Wi-Fiパケットセンサを用いた利用状況可視化システムを開発した.本システムは,Wi-Fi端末からの電波を収集し,MACアドレスランダム化に対処しつつ,利用者数を推定・可視化することができる.本システムを評価するため,大阪工業大学枚方キャンパスの形状が異なる2カ所の共用トイレで実験を行った.実験では,本システムにより推定した利用者数と,人手で計測した利用者数をそれぞれ比較評価した.その結果,両トイレとも約9割の高い相関を得ることができ,平均誤差もそれぞれ0.52人,0.76人となり,本システムの有効性を確認することができた.
抄録全体を表示
-
亀田 凱聖, 川口 大夢, 笹島 和哉, 川喜田 佑介, 西村 広光, 田中 博
セッションID: P1-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
手話の学習において、習得した手話動作の妥当性を評価することは、身近に手話利用者が不在の場合は極めて難しい。筆者らはこの問題解決の一手段として、ユーザが手話動作をカメラの前で再現することで、その結果をAIによって判定、フィードバックする手話復習ツールの開発を進めている。復習ツールは、動作の識別モデルを作成するために効率性を重視して取得した手話動作の動画と、手話復習ツールにおいてユーザの手話動作の開始終了判定を自動で行うことを重視して取得した動画データを比較する。この際、両者は視野範囲と時間軸上の識別対象区間の相違があり識別性能に影響を与える。本報告では識別モデル作成のための動画データと、手話復習ツール利用時のユーザの手話動作の動画データの相違を吸収する手法について述べるとともに、提案した手法の効果を確認した結果を述べる。
抄録全体を表示
-
柿本 正憲, 池田 泰成, 奥 健太郎
セッションID: G1-4
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
昆虫が動く獲物を捕食したり天敵から逃げたり花の蜜を見つけたりする際、視覚に大きく依存することは明らかである。昆虫の複眼は人間の眼とは大きく異なる光学的な構造を持つ。複眼の構造については古くから解明されている。しかしながら、そのような構造によって外界がどのような画像として捉えられているかを示す研究は多くない。本研究では昼行性の昆虫の複眼によって視認される画像の推定手法を提案する。各個眼の視野角と隣接個眼視線同士の角度との関係に着目した。遠くの景色からきわめて短い至近距離まででどのように見え方が異なるかを予測する。花畑を模した外界のCGモデルを対象としたシミュレーション実験を行い外界画像の推定を行った。
抄録全体を表示
-
寺浦 信之, 越前 功, 岩村 惠市
セッションID: G2-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
QRコードは誤り訂正機能を具備するためにRS符号を用いており、その訂正限界まで訂正性能を実現している.その最大訂正率は全データコード語の約30%である.しかし、訂正率約30%はデータコード語の訂正に止まっており、データの読取りに不可欠なファインダーパターンや形式情報の誤りに十分には対応できておらず、広範囲のバースト誤りには対応できていないと言える.そこで、既存の読取り装置の読取りとの互換性を維持しながら、ファインダーパターンや形式情報を分散して追加して配置する.さらに、データコード語部分については2重化を行う.ファインダーパターンと形式情報の追加配置には外郭構造を用いる.データコード語の2重化にはキメラ構造を用いる.これにより2次元シンボル全体について最大60%のバースト誤りに対応可能になる.
抄録全体を表示
-
大野 虎太郎, 畑中 裕司
セッションID: S6-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
近年,VR(Virtual Reality)の市場はメタバースの影響や家庭用VR機器の普及により,広がり続けている.しかし,VR映像が身体に及ぼす影響についての研究はまだ少なく,特に末梢性疲労への影響については不明な点が存在する.その状態を調べる方法として,筋電位の変化から筋疲労を評価する方法がある.われわれは,筋電位計測によって,森林映像に基づいたVRがトレッドミル上の速歩において筋疲労緩和効果を与えることを示唆する結果を得ている.本研究では筋疲労緩和効果とは逆の筋疲労増大効果に注目し,恐怖心が筋疲労にどのような影響を与えるかを調査した.ここで,VR映像は,通常の街,恐怖心を与えるために作成した高所,海,暗い森林の4種類を用意し,被験者がヘッドマウントディスプレイを通じて映像を視聴しながら歩行する実験を行った.その際,筋電位センサーを用いて大腿直筋の周波数の波形データを取得し,高速フーリエ変換,積分値,連続ウェーブレット変換の3種類の周波数解析を行った.実験の結果,被験者が恐怖心を抱いたVR映像では,大腿直筋における筋疲労が増大しやすい傾向があることが示唆された.
抄録全体を表示
-
杉本 満, 岩切 宗利, 藤原 匠
セッションID: S1-3
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
令和6年能登半島地震などの大規模災害が発生した場合,自治体等は実施する住家の被害認定調査を行う.この調査は,現地調査が基本であり,長期的になることが想定される.被害認定調査は,外観,傾斜,部位の判定により行われる.先行研究は,固定したスマートフォンにより撮影した画像からSfM/MVSによって生成した3Dモデルの1平面と,撮影画像に保存された加速度センサの値から建物の傾斜を推定する手法を提案した. 本研究では,先行研究で行われた手法について,手持ち撮影時の物体の傾斜抽出を目的とした.実験では,先行研究の手法を用いて,スマートフォンを撮影時に固定した場合と,手持ちの場合,それぞれについて有効性を確認した.手持ち撮影時の有効性に改善の余地があった.この手持ち撮影時の精度は,撮影画像群から画像を組み合わせて抽出し,複数モデルを生成, 推定した傾斜値を複数算出し,統計処理によって中心性を向上させることにより,向上した.また,3Dモデルにメッシュレゾリューションを用いたボクセルフィルタを適用することにより、更なる精度向上につながる可能性について評価、検討した.
抄録全体を表示
-
釜井 栞菜, 長谷川 まどか, 鶴田 直也, 阿部 聡子, 中村 唯, 神尾 恵子, 堀江 聡, 森久保 寛
セッションID: S4-5
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
乳房構成とは乳腺組織と脂肪の割合を表す医学用語であり,4種に分類される.現在,乳房構成の判定は資格を有する読影者によって行われているが,乳腺領域の境界の判断は主観に依存する部分があるため, 読影者間で一致しない場合がある.そこで本研究では,画像認識モデルの 1 つである VGG16 を用いて乳房構成の自動分類の検討を行う.また誤分類された画像に対してGrad-CAM を用いた分析を行い,分類に寄与した画像領域と乳腺領域との対応関係を確認する.
抄録全体を表示
-
植村 八潮, 野口 武悟
セッションID: P1-2
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
視覚障害者は、音声ガイドの助けを借りて、目的の電子書籍を入手し、スクリーンリーダーにより読み上げている。個人の能力に負っている視覚障害者の電子書籍利用の方法を明らかにする。
抄録全体を表示
-
工藤 聖央, 竹中 誠人, 丸山 充
セッションID: S6-1
発行日: 2024年
公開日: 2026/05/04
会議録・要旨集
認証あり
近年、VR(バーチャルリアリティ)技術の発展に伴い、これまで誰も経験したことのない視覚的臨場感を身近に体験することが可能となった。誰でも気軽に演者となり、観客側もメタバース空間に入れば誰かが演奏しているのを見ることができる。しかし、豊富な視覚的臨場感とは裏腹に、メタバース空間上で広く使用されている音響技術は、立体的な音響ではなく、その場で演奏しているかのような没入感が損なわれていた。本稿では、メタバース空間内に立体的音響空間を構成するために、ネットワーク内で伝送中に臨場感があるサラウンド音響空間に変換し、配信するシステムを提案する。具体的には、多チャンネルのサラウンド変換を行うサーバ、多地点配信を行うRTSP配信サーバを配置し、メタバースのプラットフォームの1つであるVRChatとの連携を行うことで、メタバース空間で誰でもその音響を体験できるようなプロトタイプシステムの開発を行った。本システムを用いて公開イベントや展示実験の機会を用いて評価を進めた。
抄録全体を表示