画像電子学会年次大会予稿集
Online ISSN : 2436-4398
Print ISSN : 2436-4371
Visual Computing グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2005
セッションID: 05-22
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12:05-14:00 ポスター発表
照度分布の合成関数表現を用いた光源位置変更時の画像生成手法
*真鍋 知久松並 健金田 和文
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抄録
コンピュータアニメーションを作成するには、多大な枚数の画像が必要になる。またシーン中の照明は、シーンの持つ雰囲気を様々に変化させる重要な要素である。少ない枚数の画像から補間を用いて光源を移動させるアニメーションを作成することができれば、エンターテイメント等において有用である。コンピュータグラフィックスを用いて室内での照明を表現する際、間接光による照明を考慮することは重要である。提案手法では、あらかじめ光源移動経路上をサンプルし、サンプル光源位置での照度分布だけを算出しておき、それを複数の要素関数の合成により表現する。中間の光源位置での照度分布は要素関数を補間することにより求める。提案手法は複雑な照度分布を持つシーンも取り扱うことができる。
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© 2005 一般社団法人 画像電子学会
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