抄録
最初に、講演者水谷の所属する、パナソニック・コミュニケーションズが、画像通信とIPネットワークのどの分野をビジネスにしているかを、紹介する。次に、画像電子学会の歴史にも関係する、FAXの標準化の歴史をたどり、日本の企業の存在意義を、改めて確認する。さて、いまやIPネットワークの社会となり、インフラが劇的に変化して、画像/映像の通信/配信が、いよいよ表舞台に登場する時代となった。現実のホームネットワー製品群の紹介、とりわけパナソニックが推進してきた電力線通信の開発経緯を紹介して、これからのIPネットワークの未来を展望できればとおもいます。