日本地理学会発表要旨集
2009年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P902
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TRMMを用いたアフリカ大陸における雷活動の季節変化
*内山 真悟高橋 日出男金森 大成
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抄録
熱帯降雨観測衛星TRMM(Tropical Rainfall Measuring Mission)は,雷の発生をLIS(Lightning Imaging Sensor)によって捉えることができる。 LISによる全球の雷分布によると、アフリカで特に発生が多い(図1)。LISを用いた先行研究として、Takayabu(2006)は、1998-2001年の3年平均から、アフリカで雷の発生が多いことや、熱帯全域の雷と対流性降雨の発生には相関関係のあることを示した。しかし、上記の研究は年を一括しており、アフリカにおける雷分布の季節変化を解析した研究は少ない。 本研究はアフリカを対象に、雷分布の季節変化を明らかにすることを目的とし、今回は雷と降雨の分布の季節変化の違いについて報告する。
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© 2009 公益社団法人 日本地理学会
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