主催: 公益社団法人 日本地理学会
これまで住民主体の地域づくりとして「地元学」が知られており、この手法は、地域資源を可視化し、地域主体で最大限に活用する方法を示している。本研究では、地元学の手法を参考し、住民により作成された地域資源をGISはとして格納し、その資源を活用する一手法としてカントリーウォークを計画した。カントリーウォークの計画には、地元住民によるストーリ作り、ルート作り、ガイド役の手配等を行った。
カントリーウォークを実施したことにより、来訪者の楽しみだけでなく、地元としての楽しさに気づくことができ、GISを活用した新たな地域づくりの動きに結びついてきた。