青森市民病院医誌
Print ISSN : 0914-7500
経口胆道鏡、スパイグラスⓇが有効であった術後遺残胆嚢管結石の一例
和田 豊人 他
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2020 年 23 巻 p. 1-

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抄録
40代男性。心窩部痛のため総胆管結石として紹介。しかし、総胆管結石ではなく、胆嚢管結石であった。胆石もあったため、腹腔鏡下胆摘術施行。しかし、その後も痛みがあり、胆嚢管結石は遺残していた。従来の経乳頭的処置を試みたが取り出せず。そのため、経口胆道鏡、スパイグラスⓇを用いて摘出した。医学中央雑誌ではスパイグラスⓇによる胆嚢管結石摘出の報告はない。
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