物理教育通信
Online ISSN : 2433-4529
Print ISSN : 2423-8988
剛体のつりあい 実践報告
吉岡 裕幸
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2018 年 173 巻 p. 41-48

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抄録

2015 年例会にて石井登志夫先生が発表された実践報告*1 と小沢啓先生の実践報告*2をベースにして,自分なりに再構成して剛体のつりあいの授業に取り組みました。到達目標を下記のように設定していますが,それを踏まえ,①中学一年で学習した2力がつりあう条件である「2力が同一作用線上にある」の意味を確認すること,②物体が倒れるという身近な現象をこの観点から説明できることができるようにして欲しいと思い授業を行いました。教え込みになってしまっているところもありますが,生徒は予想を超える反応をしてくれることもあり楽しんで授業をすることができました。

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