鳥取県水産試験場
1976 年 24 巻 2 号 p. 56-60
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鳥取県沿岸, 水深20m以浅の区域における海底堆積物は淘汰良好な細粒砂である。堆積物の中央粒径値と有機炭素含有量には有意な相関があり, 粒子の細かい堆積物ほど有機物が多い。有機炭素量は3m層でやや濃厚であり, 20m水深帯で最大である。ドレッジや採泥器で採集した砂中の微小な底生生物は, 3-5mを中心とした浅い水深帯と20m層とに峰を持つ分布をなしており, 有機炭素量の分布とかなり一致している。
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