水産増殖
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紀伊水道北部海域産マコガレイの年令と成長
反田 實中村 行延岡本 繁好
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キーワード: マコガレイ, 成長, 紀伊水道
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1992 年 40 巻 3 号 p. 317-321

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抄録

紀伊水道北部産マコガレイ1504尾について, 耳石の輪紋を年令形質として, 年令と成長との関係を調べた。耳石縁辺部の観察から透明帯は年1回, 5月頃から形成され始め, 概ね産卵時期にあたる1~2月に形成が完了すると考えられた。この結果から, 透明帯の外縁を輪紋の計測部位とした。輪紋形成時の推定体長をバータランフィの成長式にあてはめ, 雌雄別に次式を得た。
雄: BL=221.7 {1-e-0.561 (t+0.093) }
雌: BL=299.7 {1-e-0.369 (t+0.067) }
BL: 体長 (mm) t: 年令

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© 日本水産増殖学会
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