北海道立中央水産試験場
水産大学校増殖学科
九州大学農学部
1994 年 42 巻 2 号 p. 215-220
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
北海道の小川と小湖においてニホンザリガニの鉗脚欠損状況を調査した。1) 鉗脚の欠損頻度には雌雄差はみられなかったが, 成体の欠損頻度は未成体のそれを上回った。2) 小川の欠損頻度が小湖のそれよりも高いのは, 生活空間が狭いためであると考えられた。3) 欠損は, 交接行動と種内闘争によるものと思われた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら