徳島県水産試験場
徳島県水産課
1999 年 47 巻 3 号 p. 377-380
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
徳島県太平洋岸の伊島周辺での3, 896個体と牟岐大島周辺での3, 184個体を用いてイサキの性比を調べた。資源の主群である2歳魚の性比の季節変化はないものと判断された。1989年から1996年の各発生群の性比の経年変化では, 1歳から3歳までの雌雄はほぼ1: 1で, 4, 5歳では年によるばらつきが大きいものの雌雄どちらかに偏る傾向は認められなかった。この結果, イサキの性比は1: 1で, 年齢による生残率にも差がないものと判断された。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら