抄録
加速度センサと, のれん状スクリーンを用いた野球におけるピッチングを体感するVRアプリケーションを提案する. 従来の入力デバイスにはない, 直接かつ直感的な入力方式を開発した. 加速度センサを埋め込んだボールを用いることで, 実際のピッチングと同じ動作で変化球を投げることができる. また, 現実空間と仮想空間をシームレスにつなぐスクリーンを開発することで, プレイヤーは, 投げたボールが仮想空間に飛び込むという新感覚を体験できるようになった.
© 2006 伊豫田 旭彦, 木村 秀敬, 武井 悟, 垣内 祥史, 杜 暁冬, 藤井 宗太郎, 益田 義浩, 枡野 大輔, 宮田 一乘