兵庫医科大学解剖学教室
1977 年 85 巻 1 号 p. 29-47
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津雲貝塚人頭蓋の特徴は他の研究者による同一遺跡よりの頭蓋についての報告とほぼ一致し,もともと考古学的に同じ時代(縄文後晩期)の人骨をそれぞれに研究発表したものと考えられる。国府遺跡は時代的な構成が複雑で,当遺跡出土の頭蓋を単一の時代に属させることは不可能である。大串発掘の頭蓋には抜歯が行われた形跡がなく,計測上でも縄文前期人と考えられる特徴を示し,他の報告者の国府頭蓋とは時代的に異なるものと思われる。
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