九州歯科大学口腔解剖学教室
1979 年 87 巻 4 号 p. 367-375
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九州地区日本人の下顎第2乳臼歯に見られるDeflecting Wrinkleについて,その出現頻度およびその原始的形質との相関々係を調査してみた。その出現率は大臼歯よりも高く,しかも第2乳臼歯に出現するある種の原始的形質との間では強い相関を示していた。また第1大臼歯との間においても有意の順相関が認められた。本形質は九州日本人に多く出現し,かつ原始的形質であると考えられた。
東京人類學會雜誌
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Anthropological Science (Japanese Series)
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