東京大学農学部森林動物学教室
1991 年 40 巻 1 号 p. 17-21
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ジョロウグモを野外網室内で3つの異なる条件下で飼育し, 成長経過を調べた. 餌供給量の違いは, 成長速度やサイズに強い影響を与えた. 野外における3つの個体群の平均サイズの変異は大きかったが, いずれも飼育下におけるサイズの範囲内にあった. これらの結果は, 野外個体群における餌資源の制約とともに, 成長過程の可塑性を示すものである.
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