難聴研究所
岩手医科大学耳鼻咽喉科
2001 年 44 巻 1 号 p. 38-45
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オージオメトリーが発達した現在, 音叉が聴力検査に用いられることは稀となった。 音叉は不要, という考えを持つ人もいる。 そのような観点から, 音叉聴力検査について総説した。 著者自身の音叉による聴力検査の成績を述べながら, この問題に関する文献を調査してその動向を説明した。 その結果聴力検査機器としての音叉のすぐれた特徴から, 電子機器の進歩にも拘わらず, 音叉による聴力検査, 特にWeber, Rinne, Schwabachの三つの検査法は捨てられないと述べた。
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