主催: NPO法人バイオフィリア リハビリテーション学会
共催: NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会, 横浜国立大学人機能再建のための工学支援研究拠点
後援: 厚生労働省, 横浜市健康福祉局, 公益財団法人テクノエイド協会, 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 公益社団法人全国老人保健施設協会, 公益社団法人日本理学療法士協会, 一般社団法人日本作業療法士協会, 一般社団法人日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会
会議名: 第17回バイオフィリア リハビリテーション学会大会
回次: 17
開催地: 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎
開催日: 2013/08/31 -
p. 10-
厚生労働省は平成25年6月18日「職場における腰痛予防対策指針」を19年ぶりに改定した.高齢者らを介助する際,抱えあげると腰に大きな負担がかかるため,「原則として人力による抱えあげは行わせない」と新たに明記した.リフトなどの福祉機器の使用を勧める.しかし,移乗支援機器は様々あるが,介護現場に普及していないのが現状である.主な理由として挙げられているのは使用の際に部品の着脱が必要になることやモータなどの駆動により,人による移乗よりも時間がかかることである.そこで簡易移乗機器「だっこ君」を開発した.本研究では被介護者をリンクモデルと見なして,作業動作のシミュレーションを行ったので報告する.