京都大学福井謙一記念研究センター
京都大学福井謙一記念研究センター 名古屋大学情報学研究科複雑系科学専攻
2024 年 64 巻 2 号 p. 78-84
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測定技術の進歩により,クロマチンは細胞の中で大きく揺らぎながら階層的な構造をつくることが明らかになった.これらの構造はDNA機能と密接に関わるため,構造形成の物理的原理を解明することが重要である.間期のヒト細胞の全ゲノム立体構造を表す計算モデルの試みを紹介し,クロマチンの動的な構造について解説する.
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