抄録
効果的な協働学習を学生に提供するサービスに組み込むことは、教育サービスにおいて重要である。一方で、グループでの協働学習が、コースや学習に対する満足度といった学生の評価につながらない、という研究は多い。そこで本研究は、協働学習に対する学生のサービス評価の構造を明らかにするために、学生の知覚サービス品質に焦点をあてた協働学習に対する学生の評価モデルを構築した。そのうえで、オンライン上の協働学習を対象に実証分析を行い、その妥当性を検証した。その結果、学生同士の共調整学習がサービス品質に正の影響を与えること、そしてその影響を集合効力感が媒介することを明らかにした。