木更津工業高等専門学校紀要
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アンボンド PC 桁に関する研究(第5報)
小池 晋
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1978 年 11 巻 p. 22-30

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抄録
アンボンド PC 桁の曲げ破壊耐力を計算する場合,桁破壊時の PC 鋼材の引張力を求めなければならない.本研究は桁破壊時の PC 鋼材のひずみを理論的に破壊断面の中立軸位置の関数で表現して曲げ破壊耐力を計算する方法について検討した.また有効引張力を因子としてアンボンド PC 桁,ボンド PC 桁の静的曲げ実験を行ない曲げ破壊耐力について理論値と実験値とを比較し,有効引張力が静的曲げ性状二およぼす影響について考察した.本研究でわかったことを要約すればつぎのようになる. (1) 本研究で導いた理論的計算方法で,アンボンド PC 桁の曲げ破壊力を実用上十分な精度で計算することができる. (2) アンボンド PC 桁において,有効引張力を大きくすれば,曲げひびわれ耐力,曲げ破壊耐力は著しく増大しボンド PC 桁にかなり近くなり,ひびわれ発生後のたわみの増加率が小さくなる.
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© 1978 独立行政法人 国立高等専門学校機構 木更津工業高等専門学校
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