放送研究と調査
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新型コロナは私たちの暮らしや意識をどう変えたか
「新型コロナウイルス感染症に関する世論調査」の結果から
原 美和子
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2021 年 71 巻 6 号 p. 2-30

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抄録
新型コロナウイルス感染症は、国内では2020年1月に初めて感染が確認され、いまだに感染拡大が続いており、収束の見通しは立っていない。新型コロナの流行は、人々の暮らしや意識をどのように変えたのか、NHKが2020年11~12月に実施した世論調査結果を報告する。主な調査結果は以下のとおりである。 ・感染拡大は8割以上の人の生活に影響を及ぼしている。影響が顕著なのは「外出」で、外出回数が『減った』人は、2020年の緊急事態宣言下では8割、調査時点でも6割と、影響が長期化している。 ・感染拡大で収入が『減った』人は、非正規雇用の4割を占め、正規雇用(約3割)を上回る。影響の度合いは、雇用形態によっても異なる。 ・感染が拡大する前より、ストレスを感じることが『増えた』人は7割近くに上り、女性のほうが男性よりストレスを感じている人が多い。 ・感染防止のため推奨された「新しい生活様式」では、99%とほぼ全員が「マスクや手洗い」を実践している。マスクをしていない人が『気になる』も9割近くと多い。 ・感染拡大をきっかけに、「オンライン会議」などオンラインによる活動やサービスが広がり始めている。「オンライン診療」は、今は利用者が少ないものの、「もっと普及してほしい」という人が約3割いる。 ・感染拡大をきっかけにした生活の変化は、7割以上が『マイナスの影響が大きかった』と思っているが、『プラスの影響が大きかった』という人も2割以上いる。
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© 2021 NHK放送文化研究所
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