神戸大学大学院自然科学研究科
神戸大学理学部生物学教室
神戸大学理学部生物学教室:(現)ウェットランド研究所
2000 年 50 巻 2 号 p. 225-228
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
日本産タチモ(アリノトウグサ科フサモ属)の染色体数を,北海道,本州,四国の57集団で採集した植物を用い調査した。その結果,2倍体(2n=14)と3倍体(2n=21)の存在が確認された。このうち2倍体は57集団全てで確認されたが,3倍体が確認されたのは1集団のみであった。同一地域から2倍体と3倍体の存在が確認されたのは初めてであるが,日本では3倍体は稀で2倍体が優勢であることが明らかになった。
Acta Phytotaxonomica et Geobotanica
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら