山形工業高等学校
1961 年 10 巻 3 号 p. 268-270
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塩酸ベルベリンについて,ケイタングステン酸を沈殿試薬とする電流滴定法について検討した.支持電解質に硫酸(0.1~0.2N)を用い,指示電極として滴下水銀電極,対極として飽和甘こう電極を用いて,-0.85Vに加電圧し,ケイタングステン酸で滴定した.実験の結果,ケイタングステン酸1モルに対して,塩酸ベルベリン4モルが結合した.この関係を用いて,塩酸ベルベリンとして2~20mgを平均±2.0%以内の誤差で定量できた.
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