八幡製鉄(株)東京研究所
東京都立大学工学部
1967 年 16 巻 3 号 p. 243-247
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鉄鋼中の微量炭素を精度よく,迅速に定量する装置を試作した.一端を大気に開放した燃焼管を用い,酸素ふんい気中で試料を燃焼させ,生成した二酸化炭素を酸素とともに吸引によって熱伝導度セルに導き,二酸化炭素量をペン記録計で記録した.本法は燃焼系が開放式であるため,試料のそう入,交換が迅速容易であり自記式なので測定操作も簡単で,測定誤差も少なく,日常作業分析に適している.分析所要時間は5分で,再現性も良好で,定量下限は炭素量3μgであった,
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